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  冬の街角
2008.2.14
 『垣根の垣根の曲がり角、焚き火だ焚き火だ・・・♪♪』
 冬本番、今年は特に寒いですね。
 そんな時、つい口ずさむのは誰もが知っているこの曲。
 もちろん今時の子供である我家の娘たちも歌ってます。
 でも、ふと気になったのは子供たちにこの曲の意味が理解できるのでしょうか?
 
 そういえば垣根って見なくなりましたよね。
 まして庭で焚き火なんて都会では出来ないでしょう。
 そんなことを考えながら通勤していると
 私たちの街には垣根がたくさん残っていることに今更ながら気づきました。

 阪神間特有の土地の傾斜を利用した御影石の石積みと
 その上を緑で覆うりっぱな生垣がまだまだ残っており
 それこそがこの街の風景の主要なエレメントになっている気がします。
 特にわが街、打出小槌町界隈には家を建て替えても
 その石積みと生垣をそのまま利用しているお宅も多く
 私の短い通勤時間も毎日気持ちよく過ごすことが出来ます。

 最近では防犯上の問題などからオープンな外構にすることも多く
 またせっかく新築されても木の一本も植えられないお宅も見受けます。
 確かに自分の土地をどう利用しようが持ち主の勝手ではありあますが
 個々の家がもう少し街並みというものを意識し
 特にこの阪神間は先人たちが守ってきた特有の風景を
 これからも少しでも守っていくことが必要ではないでしょうか?
 そして改めて自分の仕事も顧みなければならないと思いました。




  13回目の1.17
2008.1.17
 今年も当然のことながら1月17日がやってきました。
 早いものであの震災の日から13年たちます。
 年々、震災関連の報道や追悼行事は少なくはなっているようですが
 それでも今年も各地で追悼式が開かれ新聞等でも特集が組まれています。
 私も普段は震災のことを思い出す機会はすっかり少なくなりましたが
 さすがにこの日ばかりは当時のいろんな記憶が蘇ってきます。

 今年の報道の中でよく耳にするのは、
 既に小学生は全て震災を知らない世代になった、ということです。
 そしてその震災を知らない世代に、いかにしてこのことを語り継ぐか?
 ということが一つのテーマになりつつあります。


 確かに私の娘たちも当然ながら震災を知りません。
 物心ついた頃からこの日の前後には少しずつ当時のことを語ってきました。
 今年も数日前に娘たちに話をしようとしたとき
 特に小学1年生の長女の表情が曇っていることに気づきました。
 よくよくその訳を聞いてみると、その話を聞くこと自体が怖いそうです。
 多感な年齢の子供たちにとって生死を分けた震災の話や
 瓦礫と化した建物の写真を見ることは恐怖以外の何物でもないでしょう。
 明日は自分も同じ運命かもしれない、そう思ってしまうのかもしれません。
 これまではある意味、無頓着に知らないものに教えてあげようという気持ちで
 子供たちに語ってきましたが今回ばかりは少し考えさせられました。

 しかしだからといってこの街で暮らす以上避けて通るわけにもいかないとも思います。
 少なくともまだ生きたかったであろう多くの命が一瞬にして奪われたこと、
 そして我々は偶然にして今も生きることが出来ていること、
 その中から命の尊さを知り、今の暮らしに感謝をして欲しい。
 またあの惨事の中で生き残った人々がお互いに励まし助け合った事実から
 助け合うことの大切さを知って欲しい。
 娘たちももう少し大きくなれば理解できることでしょう。
 それまで少しずつではありますが語っていければと思います。

  謹賀新年
2008.1.7
 新年、明けまして おめでとうございます。
 旧年中は皆様方にお世話になり有難うございました。
 おかげさまで社員一同、元気に新年を迎えることができました。

 昨年はいろいろと嵐の吹きまくる一年でしたが
 今年のお正月は少々寒いものの晴天に恵まれ爽やかなスタートとなりました。
 私も例年通り田舎に帰省しいつも通りのお正月を迎えましたが
 この「いつもの正月」を迎えられることが何よりの幸せと感じました。

 ただ今年は少し新しいことに挑戦しようと思い
 元旦早朝、眠がる娘を起こし初日の出を拝みに出かけました。
 私自身も初日の出を拝むのはかれこれ30年ぶりぐらいでしょうか、
 実家から車で10分ほど大阪湾を望む港に向かいました。
 気持ちがいいほどの晴天にもかかわらずちょうど日の出の位置に雲がかかり心配しましたが
 待つこと約30分、その雲の上から見事な朝日が差し込みました。
 凛とした元旦の朝の空気の中で久しぶりに見た初日の出は
 本当に神々しくそして暖かいものでした。
 そのご来光を浴びたことで今年一年また頑張れそうです。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

 
  今年もお世話になりました
2007.12.28
 いよいよ本日をもって2007年の業務を終了いたします。
 今年も無事に新年を迎えることが出来そうです。
 これもひとえに皆様方の応援のおかげと心より感謝いたします。

 12月になると毎年、今年の漢字というものが発表されます。
 今年は皆様もご存知の通り 『偽』 でした。
 元は昨年の耐震偽装から始まった偽装発覚の連鎖は
 今年は食品業界を中心にあらゆるものに広がって
 日本中、偽装だらけかと思わすほどでした。

 そして我々の業界では先の耐震偽装を発端に建築基準法の大改正があり
 社会問題となるほどの大きな影響が出ました。
 この問題は半年たった今もまだ解決には程遠い状況です。

 きっと今の世間の風潮からしても、来年もこの連鎖は続くことでしょう。
 悪事がこのように世間の目にさらされることは良いことではありますが
 正しく生きるものまでがその影響を受けるのはなんともやり切れません。

 そんな中でも越智工務店は来年も正々堂々と建築の王道を歩んで行きます。
 応援していただける皆様方のお顔を思い浮かべながら
 どんな時も本物の建築だけを造るべく努力をしてまいりますので
 是非来年も越智工務店の仕事にご期待ください。

 今年も本当に大変お世話になりました。
 来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 良いお年をお迎えください。

  師走
2007.12.7
 気がつけば早12月。今年もあと3週間ほどで終わりですね。
 神戸ではルミナリエも始まり毎年のことながら年末の雰囲気が漂ってきました。
 震災後、初めてルミナリエが始まったとき、
 まだ震災の余韻が漂いなんとなく落ち込んだ気分の中で
 ルミナリエの暖かい光に感動したことは今も鮮明に記憶しています。

 そして最近では街中でミニルミナリエ?のようなイルミネーションをよく見かけます。
 弊社の近くでも名所のようになっているお宅もありますが
 住宅街の暗い夜道で出会う光は何かホッとします。

 弊社も駅前にあることだし何かイルミネーションをしたいと毎年思いながら
 なかなか実行することが出来なかったのですが今年はやりました!
 まずはこじんまり上品に且つセンス良くと思ったのですがこれがなかなか難しい。
 特に最近は電球もLEDが主流になって青白い光が多いので
 敢えて電球色のLEDを探して取り付けてみました。

 

 会社帰りで電車を降り立った方々が少しでもホッとしていただければいいのですが。。。

  5周年
2007.11.15
 少し書くのが遅れましたが先月をもって社長就任から丸5年となりました。
 本当にあっという間の5年間でしたが皆様に支えられ
 また社員に支えられたおかげで無事にやって来れたものであり
 改めて皆様に心から感謝を申し上げます。

 経営など学んだことも無い根っからの技術屋である私が
 小さいとはいえ一つの会社を経営できるのか?
 不安だらけの出発であり、がむしゃらに暗中模索する日々でしたが
 気がつけば5年前に目標として社内で公開した五カ年計画もほぼ達成できました。
 ただこの五カ年計画も壮大な高い目標を設定したものではなく
 最初の5年はなによりも会社の基盤整備に重点を置くべしと考えたものであり
 まだ不十分と感じる点が少々残ることのほうが不安にも感じます。
 ともあれ結果的には業績も想定以上に順調に向上しておりますし
 まずは自画自賛ながら合格!でしょうか?

 さて5年で終わりならばこれでいいのかもしれませんがそうはいきません。
 これまでは新米社長としてがむしゃらにやればよかったのですが
 これからは本当の経営者としての資質が問われることでしょう。
 現在社内では次の五カ年計画を策定すべく社員共々検討しております。
 当然まだ十分とはいえない会社基盤を更に強固なものとすると同時に
 次は一歩進んだ目標を掲げてやっていきたいと考えております。

 世の中はより一層難しい時代となっていくでしょうし
 とりわけ建設業を取り巻く環境は厳しくなっていくと思われます。
 しかしその中でも地元に根ざし、本業にしっかりと軸足を置いた上で
 そこから新たな何かを見いだしていかなければなりません。
 ともかく今以上に皆様が安心して家造りを任せられる会社になるべく
 社員一同、精一杯努力をしていきますので
 これからも応援いただきますようお願い申し上げます。

  法改正 続報
2007.10.25
 最近、毎日のようにテレビや新聞で「偽装」という言葉を見かけます。
 元はといえば耐震偽装から始まった偽装発覚の連鎖は食品など他業種に及んでいます。
 いったい何が本物で何が偽物なのか?
 ひょっとしたらみんな偽装されてるんじゃない?って思いたくなるほどですね。

 この元祖偽装が発端となり9月にここでもご紹介した建築基準法の改正は
 4ヶ月たった現在でも業界全体を混乱させ今だ収拾の目処が立っていません。
 それに最近では一般の新聞の一面やニュース番組でも次々に取り上げられるようになりました。

 以前にも書いたように弊社でも見積り依頼が激減しなんだかおかしいと思っていたら
 国が発表した統計によると7月の着工件数は20%ほどの減少、
 8月に至っては43%も減少していたようで弊社だけの問題ではなかったようです。
 9月分はあと数日で発表されるでしょうが恐らく減少していることは間違いないでしょう。
 単にパーセンテージだけを見ればあまり実感が無いかもしれませんが
 本来ならば月平均で10万戸ほどが着工しているはずで
 8月だけを見ればその半数近くになったわけですから、
 建設業界のみならず日本経済全体に及ぼす影響も少ないはずがありません。
 あるシンクタンクの試算ではこのまま推移するとGDPも1%近く減少すると言っているようですし
 こうなれば明らかな社会問題でありマスコミが取上げるのも当然です。

 弊社では幸い現状の工事でフル稼働している状態なので大きな影響はありませんが
 マンション業者や建売業者などは恐らく悲鳴を上げていることでしょう。
 バブル後の不況をを乗り越えその後も慢性的な不況に喘ぎ
 かつ昨今の資材の急騰でそもそも体力の少ないこの業界においてはこれは大打撃です。
 ごく少数の不心得者のおかげで真面目にコツコツやっている人まで巻き添えをくい
 更には国家の経済まで揺るがす事態になったことに私はいろんな意味で納得いきません。
 原因を作った者はともかくその後の行政の処置も明らかに間違っていると言わざるをえません。

 先に書きましたように今ではいろんなものの偽装が疑われています。
 もしこのまま全ての生産物に対して同様の処置がなされるようなことがあったならば
 日本の経済も流通も全て麻痺してしまうことでしょう。

 元祖偽装であったからこそ建築の分野でまずこのような問題が起こったことを検証し
 改めて検査システムがどうあるべきかを根本から考え直す必要があるでしょう。
 とにかく一日も早く建築業界が平常の状態に戻ることを祈ります。

  五感冴える秋
2007.10.9
 遅ればせながら日増しに秋らしくなっていきますね。
 先週書いたケヤキ並木もこの一週間で少し色づきはじめました。
 夜になればどこからともなく虫の声が聞こえてきます。
 着実に季節は秋に向かっているようです。
 こうして季節の変化を目や耳で感じられるのは本当に幸せですね。

 この週末は我家は秋の味覚に溢れてました。
 まずは少し前に田舎の実家に帰ったときにもらってきた新米。
 どうせ食べるならと今流行の炊飯用の土鍋を購入して土鍋ごはんにチャレンジ。
 炊き上がるときのご飯の匂いは炊飯器では味わえないもの。
 ドキドキしながら蓋を取るとツヤツヤふっくらしたご飯が完成。おいしそ〜!
 程ほどにおこげも出来て完璧でした。

 更に親戚から大量の生の栗をいただきました。
 栗の皮むきって大変ですよね。事前にネットで検索するも画期的な方法は無く、
 夜な夜な夫婦揃って栗の皮と格闘いたしました。
 でもおかげで新鮮な栗はおいしい栗ご飯と栗きんとんに変身。
 たくさん出来たのでご近所にもおすそ分けしたら丹波の黒豆と梨がお返しにやってきました。
 まさしく秋の味覚数珠繋ぎ!

 今の時代、季節に関係なくいろんな野菜や果物が売っていますし
 わざわざ手をかけなくとも調理済みのものを買えばそれなりに季節を味わうことが出来ます。
 でもこうやって少し手間をかけることで味覚だけでなく全身で季節を感じられ
 より一層おいしくいただくことが出来ました。
 本当に日本人でよかった!
 ただ体重も秋バージョンになりそうです。
 
  秋の気配
2007.10.2
 10月に入ってやっと朝夕は涼しくなったようです。
 それでもまだ昼間は暑いですね。
 
 先週末は娘の小学校の運動会。まさしく秋ですね。
 この日は前日までと打って変わって急に気温が低下。
 なんと前日に比べ10℃も下がってたようです。
 時折雨がぱらついたせいもあり子供も父兄も震えながらの観戦でした。
 ちなみにその前週に開催した隣町の小学校は熱中症を恐れ午前中で打ち切ったとか。
 本当に日本の気候はどうなっているのでしょうか?

 このまま秋が来ないのではと疑いたくなる暑い日が続きましたが
 それでも遅ればせながら少しずつ秋らしくなってきてちょっとホッとしますね。

 秋といえば弊社の前の鳴尾御影線のケヤキ並木の風景が美しく一変します。
 今はまだ深い緑色のトンネルが強い日差しを遮っていますが
 もう少しすると本当に美しい紅葉のトンネルが出来上がります。
 その隙間から日光が差し込み赤や黄色の葉っぱがきらめきます。
 この季節になると本当にここで仕事をしていてよかったと思います。

 わが街、打出では以前に有志が集まりショップマップを制作し配布しましたが
 好評につき今度は勢いでウェブサイトを開設いたしました。
 まだまだ参加しているお店は少ないですがこれから順次増えていく予定ですし、
 きっと今まで知らなかった素敵なお店に出会えるはずです。
 また弊社の東側に先日コインパーキングもオープンしましたので
 是非一度美しい紅葉のトンネルを見ながら散策してみてください。

 芦屋・打出のウェブサイトは
こちらから。


  法改正の余波
2007.9.21
 ここ2ヶ月ほど建築家からの見積り依頼がないことにふと気づきました。
 たまにこんな時期もあるんですがどうもおかしい・・・。
 しかしその原因はすぐにわかりました。

 ご存知の方も多いかと思いますが建築基準法が6月20日に改正されました。
 この法律は結構ちょこちょこと改正があるのですが今回は前代未聞の大改正です。
 何が前代未聞かというと一つの問題をきっかけに
 確認申請という手続きの方法が大幅に変更されました。

 そうです、例の「姉歯事件」です。

 これまで確認申請は建築士のモラルを信用した上で成り立っていた部分が多くありました。
 それがこの事件をきっかけに一気に性悪説に考えを変えたわけです。
 その結果、提出書類が急増しそのチェックも複雑になりました。

 ここまでならば一人のせいで大変になったと愚痴で終わりますし
 それで申請が停滞するならばみんな実は姉歯と同類だったのか?
 と一般の方には疑われそうですが、決してそうではありません。

 何が最大の問題かというと
 行政側はこれまでの自分たちの怠慢を隠すかのように
 急ピッチでこの改正に踏み切ったため
 内容には曖昧な部分が多いにもかかわらず
 検査機関にすらその運用方法を周知させることが出来ずに改正日を迎えたことです。

 結果的に検査機関も我々申請側も大混乱しています。
 検査機関はより安全側を求め、時には明らかに無意味な証明まで要求しますし
 そもそも検査機関によって判断が統一できていません。
 更に申請側はその混乱を知って仕方なく落ち着くまで提出を見合わせる人も多いようです。

 3ヶ月たってようやく国交省も個別の判断基準を明示したり
 混乱の収拾に乗り出していますがなんとも不合理なやり方です。

 確かに姉歯事件で我々建築士に対する信頼は失墜しました。
 当然その信頼回復のため全員が力を合わせないといけませんが
 だからといって法律で厳しく縛り付ければいいというものではないでしょう。
 根本の問題を解決せずに付け焼刃で対応しようとするからこんな失態が起こるのです。

 法律は決して万能ではありません。
 だからこそいろんなバランスも含め十分に検討、論議した上で改正していただきたかった。

 そしていつの日か建築士への信頼が絶対のものとなり
 性善説を基本にした法律に再改正されることを願います。

  首相辞任
2007.9.13
 昨日、安倍首相が突然辞任を表明しました。
 既に色々と報道されているようにあまりにもタイミングが悪すぎます。

 私は個人的には安倍首相は決して嫌いではありません。
 求心力がない、空気が読めない・・・などの批判はその通りと感じますが
 こんな世知辛い世の中だからこそ
 少々空気が読めなくっても、少々舌足らずでも
 それよりも誠実そうで上品そうなキャラクターに実は期待してました。
 ただこんな時代にこの路線で行くには器が小さすぎたのでしょうか?

 願わくは早々に辞任して若いのだから再起に賭けていただきたかったのですが
 続投すると聞いたときは、ならば本気で頑張って欲しいと思ったものです。
 だからこそ今回のこのタイミングでの辞任はあまりにも罪が重い。
 私と同様に感じる人も多いんじゃないでしょうか。

 トップたるもの常に責任という名の重荷を背負って崖っぷちに立っています。
 一国の首相ともなればその重さは想像を絶するものでしょう。
 そしてその責任をどのタイミングでどういう方法で果たすか、
 その機微を見逃せば問題がより大きくなるばかりか
 あっという間にストレスを溜めた人々に袋叩きにあうというのがこのご時世です。

 後任が誰になるのかまだ分かりませんが
 誰がなってもいっしょ、ではなくて
 この混乱した局面において本当に強い覚悟と信念をもってやっていただきたい。
 そして日本を本当の美しい国にしてください。
 心からお願いします。


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